地上イージス 山口県阿武町でも不信の声

新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備をめぐり、山口県の候補地に隣接する阿武町で現地時間の14日夜、住民向けの説明会が行われた。防衛省は同じく候補地の秋田市に関連するデータに誤りがあった問題について改めて謝罪した。NHKが報じた。
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露日2プラス2でイージスアショア問題を提起=ロシア外務次官

説明会には花田憲彦町長をはじめ住民およそ150人が出席した。冒頭、防衛省の担当者は、同じく候補地の秋田市に関連する調査データに誤りがあった問題について改めて謝罪した。そのうえで「山口県に関する資料にはデータの誤りはない。体制を整備して再発防止を図りたい」と述べ、理解を求めた。

阿武町では、配備計画の撤回を掲げる住民グループの会員数が町の有権者の半数を超えている。また、花田町長も反対派に属している。

説明会を傍聴した花田町長は「防衛省はもっと緊張感を持つべきだ。住民の不安に寄り添った説明をしないと、どこまで行ってもかみ合わないままだ」と反感を漏らした。

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