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ヒマラヤ氷河、21世紀に入り融解速度が2倍に

21世紀初頭におけるヒマラヤ山脈の氷河の融解が、20世紀の終盤と比較して2倍の速度で進行していることが明らかになった。研究結果をまとめた論文が19日、米科学誌サイエンス・アドバンシーズのウェブサイトに掲載された。
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論文では「我々による研究結果が明らかにしているのは、過去40年間でヒマラヤ山脈の氷河がかなりの量の氷を失ったということだ」としている。

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論文によると、ヒマラヤの氷河の融解プロセスを加速させる原因となった可能性があるのは、複数の気象観測所によって記録された周辺地域の温暖化。2000~2016年の平均気温は、1975~2000年と比べて摂氏1度上昇したという。

今回の研究では、冷戦時代の偵察衛星による画像及び現代のステレオ衛星画像から得られた一連の数値標高モデル(DEM)が利用されたという。

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