「ハーフの子を産みたい方」は着物を 広告に批判殺到

「ハーフの子を産みたい方に。」という広告が、ツイッターなどで批判を受けている。呉服店の「銀座いせよし」(東京都中央区)が3年前の2016年、このキャッチコピーを含むポスターを制作した。
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コピーは、女性があたかも外国人に気に入られるために着物を着ているかのような印象を与えると批判されている。

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批判を受けて削除されたブログに掲載されていた「着物を着ると、扉がすべて自動ドアになる」といったコピーとともに、女性や外国人、子ども、扉を開けてくれた人やその好意をモノ扱いしているなどと批判の声が上がっている。

ブログには他に「ナンパしてくる人は減る。ナンパしてくる人の年収は上がる」とのコピーも見られた。個人を年収によって評価しており、高収入者に声をかけられれば無条件に女性が喜ぶかのように受け止められると指摘されている。

​また、ポスターが16年度の「東京コピーライターズクラブ」新人賞に入選している時代感覚のズレも注目されている。

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