ロシアの地方都市の美術館が所蔵するルーベンスの絵画、実は本物だった

ロシア中西部スヴェルドロフク州イルビト市にあるイルビト国立美術館のワレリー・カルポフ館長は、同美術館所蔵のピーテル・パウル・ルーベンスの作品「The Entombment」(1601年)について、複製画だと考えられていたが、現時点の情報では、実は本物だったと発表した。
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この作品は、1976年にロシアのエルミタージュ美術館から譲渡されたもの。

2016年から2017年に絵の修復に関連して行われた独自の鑑定後、複製ではなく本物ではないかとの推測が生じた。現在、エルミタージュ美術館による正式な確認が待たれているという。

​イルビト国立美術館では数年前にもルーベンスの本物の絵画が見つかっている。この作品もかつて複製と考えられ、1976年にエルミタージュ美術館から譲渡されたものだった。

イルビト国立美術館は1972年に設立され、欧州版画のユニークなコレクションを所蔵している。

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