黒海のロシア国境上空付近で米空軍無人機が夜間偵察

米空軍の無人偵察機RQ4Bグローバルホークが7月1日にかけての深夜、ロシアのクリミア半島とクラスノダール地方付近の上空で、5時間にわたる偵察飛行を行った。軍用機の動きを追跡する西側のサイトで伝えられた。
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サイトの情報によると、イタリアのシチリア島にあるシゴネラ空軍基地から飛び立ったRQ4Bが5時間にわたりロシアの黒海沿岸地帯に沿って飛行した。今回、RQ4Bは時にロシア国境まで37~59キロの距離まで近づいた。RQ4Bは、敵国領土の奥深く数百キロの距離まで偵察できる性能を持つ。

ここ数年間でロシア国境周辺における米偵察機の飛行回数が大幅に増えた。特にバルト海、またクリミア沿岸周辺、シリアにあるロシア軍基地、東地中海のロシア海軍の艦船配置海域周辺における偵察飛行の回数が著しく増加した。このような飛行はほぼ毎日2-3回、またはそれ以上確認されている。

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