このリストには、地球にとって潜在的な危険性をもつ全863の宇宙物体が記載されており、欧州宇宙機関のウェブサイトに公開された。
- 直径900メートルの小惑星1979XBは、現在時速約7万キロで太陽系を通過しており、毎秒約30キロで地球に接近している。この惑星が地球にもっとも接近するのは、2024年と予想される。
- サッカー場4つ分の大きさの小惑星アポフィスは、地球から2億キロ以上の距離にあるが、しかし、2029年には地球から3万キロの距離まで近づく。
- 小惑星2010RF12が地球に衝突した場合、2013年にチェリャビンスクに隕石が落下した際よりも、ダメージはいくらか少ないと予想されている。
- 4つのうち最後の小惑星2000SG344は、現在まだかなり遠くに位置しているが、毎秒1.3キロで地球に近づいている。
毎年6月30日は「小惑星の日」。1908年のまさにこの日、シベリアのタイガでツングースカ大爆発が発生し、小惑星による人類史上最大の惨事となった。
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