OPEC 協調減産を9カ月延長で合意

石油輸出国機構(OPEC)は7月1日、ウィーンで定時総会を開催し、6月末が期限だった協調減産を来年3月までの9カ月間延長することで合意した。産経新聞が報じた。
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ウィーンで開催されたOPECの定時総会で産油削減は今年6月までの水準を維持することで合意した。

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2日に開催するロシアなど、非加盟国をまじえた会合「OPECプラス」で同調を呼びかけ、正式に決定する。1日の総会ではOPECプラスを恒久的な協議の枠組みとするかどうかも議論された。

ロシアのプーチン大統領とサウジアラビアのムハンマド皇太子は6月末に大阪で行った会談で9カ月の延長ですでに合意しており、7月2日のOPECプラス会合では円滑に延長が決定されるとみられている。

加盟国と非加盟国は原油価格を下支えするため、2017年1月から協力して原油生産量を抑制している。世界最大級の産油国である米国は協調減産の枠組みに入っていない。

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