日本の自殺者数が減少 未成年者は増加 原因のトップは「学業不振」

16日に行われた日本政府の閣議で2019年版自殺対策白書が決定された。日本の自殺者数は2万840人と9年連続で減少。人口10万人あたり自殺死亡率も下がったものの、逆に未成年者の自殺が増えている実態が明らかになった。
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昨年度の未成年者の自殺死亡者数は32人増の599人。子どもを死に駆り立てた動機の中で一番多かったのが「学校」をめぐる問題で、学業不振、進路の悩みが最多、続いて友だちとの不和、入試の悩みが挙げられた。

厚生労働省がたちあげたSNSを通じた自殺防止の相談サイトには2018年度は2万件を超える相談が寄せられており、その中で一番多かったのが未成年者からの相談(43.9%)だった。

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