トランプ大統領は月面に着陸したバズ・オルドリン氏や、月を周回して司令船を操縦したマイケル・コリンズ氏のほか、故アームストロング船長の家族をホワイトハウスに招いた。トランプ大統領は今後の有人宇宙開発について「月に着陸せず、火星に直接向かう可能性はどうか」と尋ねると、コリンズ氏も火星を直接めざすべきだと賛同した。
トランプ政権は2024年までに米国人宇宙飛行士が月面に再び着陸する「アルテミス」計画を掲げている。同席した米航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官は月を経由して火星に向かう必要性を強調したが、トランプ氏の関心は自ら掲げた月面再着陸ではなく、火星旅行に移っている様子だった。
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