対馬市によれば、復元船は韓国の国立海洋文化財研究所が造り、まつりで毎年実施される朝鮮通信使の行列に参加する予定だった。このイベントは昨年から準備してきた。ところが今月25日、寄港を調整していた釜山文化財団から「現況を勘案して来港が困難」との連絡があった。対馬市の比田勝尚喜市長は「非常に残念。国家間の問題が早期に解決することを望むばかり」とのコメントを出した。
また、県国際交流協会は26日、長崎市で開かれる「ながさきみなとまつり」(27日、28日)に合わせて招いた釜山東亜大学テコンドー示範団が来日を中止したことを明らかにした。当初の予定では計13人が来日し、県テコンドー協会選手と交流が行われるはずだった。
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