エスパー氏によれば、新型ミサイルの研究開発が2017年から行われていた。エスパー氏は「条約が失効した今、ロシアに対する慎重な対応策として、これらの通常弾頭用ミサイルの開発を本格化させる」と説明した。
INF全廃条約が2日、失効した。同条約の効力発行から30年が経過した2018年の10月、米国のトランプ大統領はロシア政府が条約に違反しているとして米国のINF全廃条約からの離脱を表明した。しかし、米国からはそのような事実を証明するものは提示されなかった。2019年、こうした米国の行動に対しロシアは、INF全廃条約への加入を停止した。