米政府は国際通貨基金(IMF)を通じ、中国に是正を求めるという。
中国人民銀行は5日、米国が中国からの輸入品に関税導入を発表したことを受け、人民元の対ドル相場を1ドル=6.9元まで急落させた。これに対してトランプ米大統領は同日、「中国は通貨を歴史的な安値まで引き下げた。これは為替操作と呼ばれる」とツイッターに書き込んだ。
トランプ氏は1日、米国は9月1日から総額3千億ドルの中国製品に対し、新たに10%の輸入関税を導入することを明らかにしていた。
米国と中国は2018年7月6日、互いに追加関税を課す措置を発動し、 米中貿易戦争が始まった。米国は年340億ドル相当の中国製品8 18品目を対象に25%の追加関税をかけ、中国も同日、 同規模の報復措置を実施した。
また米国は2018年8月、160億ドル相当の中国製品に25% の関税を課し、中国もただちに同等の措置を講じた。
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