「アイデンティティーを見つめ直す機会に」 2020年東京五輪に寄せる国民の期待

東京五輪まで残すところあと僅かとなった。この大規模なイベントを前に、国内の盛り上がりは増すばかりである。スプートニク東京特派員は東京都庁のオリンピック・パラリンピックフラッグ展示コーナーを訪れ、都庁来訪者の東京五輪に対する期待について調査した。
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「アイデンティティーを見つめ直す機会に」 2020年東京五輪に寄せる国民の期待

東京都庁における五輪メダル展示は7月末に終了した。多くの人が訪れ、最低2時間は列に並ぶこととなった。現在、オリンピック・パラリンピックフラッグ展示コーナーでは、8月25日まで聖火トーチを手に取り、ベンチでマスコットと写真撮影をしたり、五輪マークの入った服を試着することができる。来訪者の数は先月より明らかに減っているが、人の流れが絶えることはない。

「アイデンティティーを見つめ直す機会に」 2020年東京五輪に寄せる国民の期待

ある来訪者はスプートニク特派員に「今、令和が始まってから、それほどたくさんのスポーツイベントが期待されていることは凄く良い印だと思う。ラグビーW杯も、東京五輪も日本人のアイデンティティーを見つめ直す機会になったらとても良いことではないかな」と語った。

多くの来訪者はもちろん笑顔で、大事なのは「毎日祭りになること」、「楽しければ良い」と答えてくれた。友人とともに訪れた女性は、「横浜に住んでいるんですけれど、地元でオリンピク(サッカー)を観れることは生きていて一度ないことだと思います。自分も楽しめたいし、子供もお年寄りもみんなが観れるように、仕事とか休みになったらいいなと思います。みんなが観れるイベントになれることを希望しています」と語った。隣にいた友人は 「世界中が平和になるように願っているので、オリンピックを通して日本が平和な国であるといったメッセージを届けたら嬉しい」と付け加えた。

「アイデンティティーを見つめ直す機会に」 2020年東京五輪に寄せる国民の期待

かなりプラグマティックなコメントを残した人もいる。例えば、ある若者は「日本の経済に効果があれば、それは良いことに違いない」と答えている。

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来夏は日本が外国人に対して良い環境を提供できるよう、期待する声もあった。かなりの猛暑が予想されているからだ。「自分は暑いことになるのは全然大丈夫。でも日本の夏は暑いよと世界中の人に伝えてもらいたいと思います。日本も開催国としてちゃんと準備しなければならないですよね」。また、日本人の中には、「五輪を実感できることは良いことですが、自分はテレビを見て、涼しいとこらから応援したい」という正直な意見もあった。

ある初老の来訪者は、1964年の東京五輪にも参加し、その思い出を来年の五輪と比べるのが待ちきれない、と熱く語った。残念ながら、抽選に外れ、まだチケットを入手できないでいるが、今回もラッキーに恵まれることを期待しているそうだ。

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