米国アラスカ州 ソ連時代のロシア語メッセージ入の瓶を発見

アメリカのアラスカ州に住むテイラー・イワノフさんは、ウラジオストク発とみられるロシア語メッセージ入りのボトルを発見した。「ソビエト・シャンパンスコエ」の空瓶には1969年6月20日付の手紙が入っていた。
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テイラー・イワノフさんは、Facebookで瓶と手紙の写真を公開し、ロシア語メッセージを翻訳して欲しいと投げかけた。

半世紀にわたり海を漂っていたにも関わらず、紙の保存状態はよく、極東海運会社(FESCO)漁場船「スラク」の船員が書いた手紙は、簡単に判読できた。

米国で35年前に川に流された瓶詰の手紙 書き手が発見
メッセージの内容は、「極東海運会社から心を込めてメッセージを送ります。このボトルを拾った人は、ウラジオストク市43番地のスラク漁場船、乗組員全員に知らせてください。ご健康と長寿、幸せな航海を祈ります」と簡潔であった。

テイラー・イワノフさんの呼びかけに、様々な国のネットユーザーから反応があった。ユーザーらは手紙を翻訳しただけでなく、その漁場船のその後の運命まで教えてくれた。水産加工・漁場船スラク丸は、1966年に日本の横浜の造船会社によって作られ、1992年に廃船、金属解体業者に売られていた。

米国アラスカ州 ソ連時代のロシア語メッセージ入の瓶を発見

以前スプートニクでは、オーストラリアで空瓶に入った世界最古のメッセージが発見されたことを伝えた。

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