韓国、日本を「ホワイト国」から除外

韓国当局は12日、日本を「ホワイト国」(輸出管理を最小限の規制に留める優遇対象国)から除外することを決定した。日本が韓国をホワイト国から除外したことへの報復措置。韓国のテレビ局YTNが報じた。
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韓国の成允模産業通商資源相は「輸出規制の基本原則に頻繁に違反したり、不公平な規制システムを適用する国と緊密に協力するのは難しいという事実を考慮に入れなければならない」と述べた。

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YTNによると、これまで日本は韓国が指定しているホワイト国29カ国のリストの上位にいたが、韓国の産業通商資源省は特別につくる輸出国のカテゴリーに日本を組み込む。これは、一連の国際協定に加盟しているが、「国際基準に反する輸出管理体制を使用している」国だという。

なお成氏は、韓国はいつでも日本と貿易問題について協議する用意があると述べた。

またYTNによると、韓国は現在、世界貿易機関(WTO)に日本を訴える可能性を検討しているという。

7月、日本は自国のナノ原料の輸出管理優遇措置対象であるホワイト国のリストから韓国を除外した。この措置は韓国が日本の企業に対し、1910年から1945年の植民地時代に日本による徴用工への賠償を求めたことに端を発している。

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