ロシア大統領府付属の市民社会および人権発展委員会議長 モスクワの集会に参加した女性への暴力を非難

ロシア連邦大統領付属の市民社会および人権発展委員会のミハイル・フェドートフ議長は、8月10日の認可された行動「自由な選挙を求めて」の後の一連の活動家の拘束は問題があると表明した。またフェドートフ議長は、警官による女性への暴力と障害者の拘束に対し怒りを表明した。
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フェドートフ議長はスプートニクに答え次のように語った。「10日の集会終了後にキタイ・ゴーラッド地区にいた委員会のメンバーは、理由が不明な一連の拘束を目の当たりにした。

モスクワ中心部で自由な選挙訴えるデモ活動
私は個々の拘束の動画を見ただけだが、 特に警察官が女性の腹を殴り、また別の2人の警察官が脳性麻痺の 障碍者を拘束したのには怒りを感じた。これは公共の行事で警察が どのように振る舞うべきかという点で問題がある」。

またフェドートフ議長はロシア大統領への報告でこうした警官たちの違法行為をすべて指摘すると約束した。

以前、2人の警察官が集会中に拘束した女性を連れて行く際に、別の警察官が彼女の腹を拳で殴る様子を収めた動画が社会的に大きな反響を呼んだ。被害にあったダリヤ・サスノフスカヤ氏は、調査委員会に声明を提出し、その中で頭を殴られたことも明らかにしている。

8月10日、モスクワでは当局の認可を得た集会が行われ、 各情報によれば2万人から4万9千人が参加した。


デモは何から始まったのか?

7月の中旬から、モスクワでは、市選挙管理委員会に立候補を承認されなかった、モスクワ市議会選挙の無所属候補者を支援する運動が行われている。立候補が却下された公式な理由は、候補者が立候補のために集めた署名の多くが無効だとされたためである。立候補できなかった候補者と彼らを支持する活動家は、実在の人物の署名も無効とされたと主張している。

モスクワ市議会選挙は9月8日の単一投票日に実施される。

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