プーチン大統領はフィンランドのサウニ・ニーニスト大統領と会談した後、米国が行ったミサイル実験に対し失望感をあらわにし、この実験によって欧州の安全保障分野での競争がエスカレートするという懸念を示した。
プーチン大統領は「米国が行ったミサイル実験はあまりに迅速すぎる。INF全廃条約からの脱退表明の後、あまりに早い実験実施だった。我々は、この海上から発射されたミサイルの作業・設置に関して、条約脱退のための口実を見つけるよりも前に、(実験の)準備が始まったという信頼に足る十分な根拠をもっている」と語った。
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