「米国はトルコに対して定期的に、パトリオット売却提案はトルコが(ロシア製)S-400を購入した時点で無効になると表明してきた。パトリオットに関する提案は期限切れとなった」と同官僚は語る。
ロシアとトルコは2017年12月に、4基のS400をトルコに供給する合意を締結している。契約金額は25億ドル(約2625億円)。米国は、二国の合意に反発、2年にわたりトルコ政府に対してS400に代わりアメリカのパトリオット・ミサイル防衛システムを購入するよう説得してきた。
ロシア・トルコ間でS400供給契約が締結されたことを背景に、米国防総省はトルコへの戦闘機F35供給を停止することを決めた。同省はその理由を、S400はF35の安全を脅かすため、としている。
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