タラソワ監督は、メドベージェワはスケーティングについてはさらに磨きがかかったと評価する一方で、エキシビションで自己流で活動するのは止めた方がいいと辛口の進言を行った。
メドベージェワは自分には、振付師と一緒に作業を行うか、一人で振り付けを考案するかというチョイスが与えられていたと説明し、エキシビションについては一定のイメージと振り付けの動き、コスチュームを見ていたので、自力でやってみることにしたと説明している。
メドベージェワは、「これは自分でやってみたいプログラムだとわかったんです。結果に満足しています」と語り、自分で振り付けを考案したからといって、この先、振付師との共同作業は行わないわけではないと付け加えている。
メドベージェワ選手は、フィギュアスケート世界選手権で2度優勝、2018年の平昌オリンピックでは同じロシアのアリーナ・ザギトワに金を譲り、銀メダルを獲得している。
平昌五輪後、メドベージェワは長年師事したエテリ・トゥトベリッゼ監督のもとを去り、ブライアン・オーサー監督につくためにカナダへと渡った。
8月27日、ロシア・オリンピック委員会(ROC)のスタニスラフ・ポズニャコフ会長はメドベージェワが2020年東京オリンピックにおけるロシア代表の五輪大使に選ばれたと発表した。
五輪大使選出を記念した記者会見でメドベージェワは自分の日本に対する愛と米映画『SAYURI』の曲を用いた新たなフリープログラムについて語った。