原油価格まちまち 市場の不確実性で

2日、米中貿易摩擦の激化懸念と、米フロリダ州へのハリケーン「ドリアン」の接近を背景に、原油先物市場はまちまち。
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日本時間13時47分の時点で、北海ブレント原油先物11月限の価格は0.39%安の1バレル=59.02ドル。WTI原油先物10月限の価格は0.07%高の1バレル=55.14ドル。

米中、貿易戦争でお互いに新たな攻撃
1日、米国は約3000億ドル分の中国製品におよそ15%の追加関税を発動した。米国アパレル・履物協会によると、中国からの衣類91.6%、ホームテキスタイル68.4%、靴52.5%が新たな関税の対象となる。

なおトランプ米大統領は追加関税発動後、9月に予定されている中国との貿易協議を行うことを確認した。

トレーダーらは、ハリケーン「ドリアン」のフロリダへの接近も注視している。「ドリアン」は8月30日、最も強いカテゴリー5に勢力を強めた。「ドリアン」は、数十年間で最強のハリケーンになる見通し。トレーダーらは、ハリケーンの影響で米国の製油所の稼働が停止、石油製品の需要が減少することを懸念している。

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