アメリカの15%の関税は、服と靴を含む1120億ドル相当の中国製品に適用される。したがって関税は、中国製繊維製品87%を含む、中国からアメリカに輸入される消費財の3分の2以上が対象となる。
中国は750億相当のアメリカ製品に10%の関税を導入した。追加関税の残り5%は、アメリカ製自動車およびパーツ輸入に対する25%および5%の値上げとともに、12月15日に導入される。
8月の上旬、米国のドナルド・トランプ大統領は、9月1日から新しい10%の関税を中国製品に導入することを約束した。
8月12日、ゴールドマン・サックスのアナリストらは、中国との貿易紛争から米国経済の後退を予想した。ゴールドマン・サックスは、貿易戦争の影響が予想よりも大きくなると考え、第4・四半期の米国内総生産の伸び率見通しを20ベーシスポイント引き下げて1.8%としたと発表した。
8月13日には、トランプ大統領によって発表された関税、とりわけ中国製のスマートフォントとノートパソコンへの導入を、12月15日まで米国政府が延期することが明らかとなった。