インドの着陸機、月へ向かう

インドの月着陸機「ヴィクラム」は2日、月探査機「チャンドラヤーン2号」から分離し、9月7日に月面に着陸するため月の南極に向かった。インド宇宙研究機関(ISRO)が発表した。
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「チャンドラヤーン2号」は周回機、着陸機、探査車で構成されている。9月7日、着陸機「ヴィクラム」は月面に重さ27キロの探査車「プラギャン」を届ける。

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ISROによると、周回機は1年未満の稼働を予定している。

インドは、2008年に打ち上げた月探査機「チャンドラヤーン1号」が、軌道から月の南極付近のクレーター内部に水氷を発見したため、着陸地点に月の南極を選んだ。ISROはこの発見をより詳細に調査するため、「チャンドラヤーン2号」に着陸機を搭載した。

月探査車は、月の一度の昼間(地球の約14日)に月面で活動し、月面の鉱物組成や元素組成を調査する。

「チャンドラヤーン2号」ミッションが成功した場合、インドは米国、ロシア、中国に続き、月着陸に成功した世界で4番目の国となる。

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