セスナ機の初飛行訓練中にインストラクターが意識不明 新人パイロットが無事着陸

オーストラリアで、初めて軽飛行機セスナの飛行訓練を行っていた男性が、同乗のインストラクターが意識不明に陥ったために自力で緊急着陸を試み、これに成功した。地上では妻と3人の子どもが固唾をのんでこの様子を見守っていた。
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無事着陸したのはマークス・シルヴェスターさん。シルヴェスターさんはこれが人生初めての飛行訓練で、乗船までは理論しか学んでいなかった

シルヴェスターさんはセスナ機の操縦を学ぶサマースクールに通い、8月31日に初の実地訓練に参加した。ところが機上で頼りのインストラクターが突然意識を失ったため、シルヴェスターさんは飛行管制塔と通信しながら緊急着陸態勢に入らざるを得なくなった。着陸までの全工程、管制官はシルヴェスターさんを励まし続けた。

セスナ機の着陸後、インストラクターは直ちに病院に搬送された。医師らの話では現在、容態は安定している。

​サマースクールを実施した「エア・オーストラリア・インターナショナル」のオーナーのチャック・マケルヴィー氏は、28年の経営でこうした事態は初めてと明かし、「授業では我々はどう着地すべきかをきちんと指導しており、結果としてすべてうまく行った」と胸をなでおろした。


15日、ウラル航空のA321型機がモスクワ郊外の畑に硬着陸した。離陸直後、航空機はカモメの群れと衝突、カモメがエンジンに吸い込まれ、エンジンの動作に大きな支障が生じた。航空機には230人以上が搭乗していた。ロシア保健省によると、子ども9人を含む23人が病院に搬送された。

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