テニスの全米オープン ロシアのメドベジェフ選手のスキャンダラスな振る舞いに感嘆

ニューヨークで開催されているテニスの全米オープンで日本の大坂なおみ選手がロシアのデニール・メドベージェフ選手のスキャンダラスな振る舞いに感嘆した。メドベージェフ選手のあてつけを彼女は賞賛した。
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3次ラウンドでスペインのフェリシアーノ・ロペス選手と対戦した際、メドベージェフ選手は審判と口論となり、ラケットを投げつけた。また、ボールボーイからタオルを奪い取り、コートに叩きつけた。

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その後、観客たちは競技中のメドベージェフ選手の各行動にブーイングをあびせた。同選手はそれに対し中指を立てる非紳士的な行為を示し、モチベーションに対しファンに感謝した。

大坂なおみ選手は、なぜファンたちはダニール選手の行為が気に入らないのかまったく理解できない。

​全米オープンのプレスサービスが大阪選手を引用し、「私には何からすべてが始まったのか、 どうしてファンたちが毎回メドベージェフ選手をブーイングするの か分からない。 それは単にこっけいだと思う。彼は毎日なにか新しい発言を行う。観客たちがなぜそんな風に反応するのか分からない。私はおかしいと思う。特にメドベージェフ選手の対応について。彼のあてつけは単純に感嘆させる」と報じた。

性格に対して1万9000ドルの罰金

ロシアのテニス選手ダニール・メドベージェフ(23)は、全米オープンでのフェリシアーノ・ロペス(スペイン)との試合後、9000ドルの罰金を科された。

5000ドルはタオルに関する非 スポーツマンシップ行為、4000ドルは中指を立てたことに対してのもの。

今年の全米オープンにおけるメドベージェフの罰金は総額1万9000ドルとなった。先にメドベージェフは1回戦の後、暴言に対して7500ドル、2回戦の後はラケットを投げたことに対して2500ドルの罰金を科された。

​ロペスとの試合後メドベージェフは、観客の否定的なエネルギーが自分を駆り立て、勝利の助けとなったと繰り返し強調した。

メドベージェフは2010年以降グランドスラム(四大大会)の3回戦に出場した初のロシア人男子選手となった。

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