居眠りするアザラシや壊れた車のフロントガラスから覗くアライグマ、ホッパーを作り出した魚の群れ。これらは美しく、そしてエモーショナルな「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の作品のほんの一部。こうした作品とともに、ゴミの中に埋もれ犠牲となった亀やシャチから逃れようとするペンギン、大人のオスのカバに命を奪われた小さなカバなど、審査委員らは悲劇的な写真を高く評価した。
国際的な専門家グループは、世界中の約5万点におよぶ作品からより印象的なものを選出する。
コンクールの結果は10月18日にロンドン自然博物館の協力のもとに「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」展として公開される予定。