トランプ大統領は、ボルトン氏が北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長に対しては「リビア方式」が必要と語ったことを巡り、不適切な発言だったと強調した。
「ムアンマル・カッザーフィーに何が起きたかご覧なさい。ボルトン氏はそのような発表をするべきではなかった。金正恩委員長がこれを受けて反発したことを責めるつもりはない。強硬かどうかという話ではなく、それは賢いやり方ではない」とトランプ氏が述べた。
先に、ロシアのリャプコフ外務次官は、通信社スプートニクのインタビューで、ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)の解任について、同氏の解任後も米国に対するロシアの立場は変わっておらず、このような交代は慣例的に関係正常化にはつながらないため、ロシアは高官の交代に期待は抱いていないと述べた。