東京電力によれば、千葉県内では現地時間の14日午前0時の時点で依然としておよそ16万3800戸で停電が続いている。
東京電力は13日夜の記者会見で、鴨川市、南房総市、館山市、鋸南町では、おおむねの復旧は今月27日までかかるとの見込みを明らかにした。これらの地域は、広範囲にわたって設備に甚大な被害が出ており、およそ5万戸が対象だとした。
続いて、君津市、富津市など18の市町村では、おおむねの復旧は今月20日までかかるとの見込みを明らかにした。およそ7万戸が対象となる。
そして、千葉市の緑区や若葉区、そして市原市、袖ケ浦市佐倉市、成田市など、15の市と町では、今月16日までのおおむねの復旧を見込んでおり、7万戸が対象。
復旧が大幅に遅れる理由として担当者は、広範囲で電柱が倒れているなどとして「かなり過小な想定をしてしまった」と述べた。
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