ロシアの小中学生、今後は授業でクイーンやニルヴァーナを学ぶことに

ロシア文化省は教育省と共同で、新しい教育プロジェクト「小中学生の文化規範」を作成した。本プロジェクトの一環として、ロシアの小中学生は世界およびロシア文化の最高の作品を学ぶことになる。その中にはタルコフスキーや宮崎駿の映画や、ロックのベストヒットなどがある。
この記事をSputnikで読む

文化規範は造形芸術、音楽、文学、建築、映画、演劇、民族文化の7つのブロックで構成されている。

BBC、外国語映画100選発表 邦画10作とソ連映画7作も
推奨作品リストは年齢別に分かれており、9年生から11年ではクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」、ABBAの「ダンシングクイーン」、ニルヴァーナの「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」などに触れる予定だ。

文学では、高学年の生徒を対象にトールキンの「ホビット」や「指輪物語」、映画は宮崎駿監督の「もののけ姫」、高畑勲監督の「火垂るの墓」、タルコフスキー監督の「ストーカー」などが推奨とされている。

プロジェクト作成者は、これら作品は若者らにロシア文化・世界文化に関する必要な理解を与えると考えている。

これら授業は主要科目の後に行われ、出席は必須ではなく任意だ。

コメント