ロシア、北極圏に地対空ミサイルシステムS400を展開

北極圏の防衛を担当する北方艦隊の地対空ミサイル連隊に、新たな地対空ミサイルシステムS400が配備された。北方艦隊のワジム・セルガ広報部長が発表した。
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セルガ氏は「(北極海に浮かぶ)ノーヴァヤ・ゼムリャー列島ユージヌィ島に配置されている北方艦隊防空部隊地対空ミサイル連隊は、新たな地対空ミサイルシステムS400で完全に近代化された」と述べた。

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セルガ氏は、連隊のメンバーらは新システムの訓練を受け、戦闘準備当直を引き受ける準備が整っていると指摘した。

地対空ミサイルシステムS400 は、数百キロ先のほぼあらゆる高度を飛行する現代的で有望なあらゆる航空宇宙攻撃手段を破壊することを目的としている。

S400は、極北や北極の環境で正常に稼働しており、北極圏のコラ半島を拠点とする北方艦隊防空部隊には数年前から実戦配備されている。

S400は中国軍やトルコ軍でも採用されており、インドも近いうちに保有する。

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