エルドアン大統領はロシアとトルコの武器購入の協力関係はすでに地対空ミサイルシステムS-400「トリウームフ」の売買契約の中で実現されていると指摘した。
モスクワ近郊のジューコフスキーで開催中の今年の国際航空宇宙サロン「MAKS」にはエルドアン大統領も招待されている。MAKSでトルコ国防省はSu-57の買い付け交渉に移ることを決めた。
エルドアン氏は、米国がトルコ向けのF-35の供給に対する態度を変えないのであれば、トルコは「突破口を探す」と付け加えている。
S-400のトルコへの供給は国際的なスキャンダルに発展した。これに不服を示す米国はトルコに対し、パトリオット・ミサイル防衛システムの購入を取りやめるよう求め、トルコがこれを聞き入れない場合、戦闘機F-35の製造プログラムへのトルコの参加を却下すると威嚇したが、実際、トルコは米国の要求を受け入れなかったため、パトリオット供給案は却下された。