国際柔道連盟、イラン柔道連盟を資格停止処分

国際柔道連盟(IJF)は、日本で開かれた2019年世界柔道選手権でイランの選手がイスラエル選手との対戦を避けるために試合出場を放棄するよう国から指示を受けていたとする問題で、イラン柔道連盟に資格停止処分を科した。イラン柔道連盟は、IJFまたは同連盟に加盟する連盟の後援で開催される大会や行政イベントまたは社会イベントに参加することができない。
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伝えられているところによると、IJFは、8月28日に世界柔道選手権でイランのサイード・モラエイ選手がイラン当局とイラン柔道連盟から、イスラエルのサギ・ムキ選手との対戦を避けるために試合出場を放棄するよう国から指示を受けていたとの情報を得た。

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モラエイ選手は指示に従わず、試合後、祖国に帰ることを恐れていることを認めた。

IJFは、イラン柔道連盟の役員らの行動は、IJFの規則や倫理規定、五輪憲章に違反していると考えている。

IJF執行委員会は、イラン柔道連盟に対して懲戒処分を行うことを決定した。

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