ロシアの地対空ミサイルシステムS400、北極圏に実戦配備

北極圏の防衛を担当する北方艦隊の地対空ミサイル連隊は、初めて地対空ミサイルシステムS400を保有、S400はすでに実戦配備された。ロシア北方艦隊が20日、発表した。
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北方艦隊は「ノーヴァヤ・ゼムリャーに配置され、新たな地対空システムS400を装備した北方艦隊防空部隊地対空ミサイル連隊は、S400をすでに実戦配備した」と発表した。

北方艦隊は、新たな防空システムへの移行に伴い、地対空ミサイルシステム連隊は「北極圏の管轄空域を大幅に拡大している」と指摘している。

防空連隊は2015年にノーヴァヤ・ゼムリャー列島に配置され、ロシアの北極圏の空域を保護するための当直任務を開始した。だがこれまでは前世代の地対空ミサイルS300が装備されていた。

地対空ミサイルシステムS400 は、数百キロ先のほぼあらゆる高度を飛行する現代的で有望なあらゆる航空宇宙攻撃手段を破壊することを目的としている。

S400は中国軍やトルコ軍でも採用されており、インドも近いうちに保有する。

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