モスクワ市裁判所、3年半の矯正所生活の判決が言い渡されていた俳優を、控訴まで保釈

モスクワ市裁判所は20日、機動隊員の肩を脱臼させたとして3年半の矯正所生活の判決が言い渡されていたロシアの俳優パーヴェル・ウスチノフ被告を、拘置所から保釈した。通信社スプートニクの記者が法廷から伝えた。
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ユリヤ・マネルキナ裁判官は「裁判所は、拘禁強制措置を禁足誓約書に変更することを決定した」と述べ、禁足誓約書にもとづいてウスチノフ被告を保釈した。

モスクワのトヴェリ裁判所は16日、ウスチノフ被告が8月3日にモスクワで行われた無許可の集会に参加した際、特別任務機動隊(略称「オモン」)の職員に対して暴力をふるったとして3年半の矯正所生活の判決を言い渡した。

裁判所は審理するにあたり、弁護側から提出されたビデオ資料を加えなかった。

ロシアの俳優や著名人らがウスチノフ被告を支援する運動に参加、被告を支援するピケッティングも行われた。

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