ゼレンスキー大統領は、「今、私の政治生活ではじめて、私たちは『ノルマンディー』フォーマットをどうすべきなのか、そのことを直視しなければならない」と語った。また、同大統領は、「『ノルマンディー』が機能せず、効果がないのであれば、我われは呼びかけることになるだろう、米国に限らないが」
以前、国連総会の場でのゼレンスキー大統領との2国会談の際、トランプ大統領は、ロシアとウクライナの関係が発展していると語った。また、トランプ大統領は、ロシアのプーチン大統領とゼレンスキー大統領が個別に会談を行い、その中で両国が諸問題を議論することを望んでいると述べた。また、同大統領は、「それは大きな成果となるにちがいない。私はプーチン大統領は何かに取り組むことを望んでいると確信している」と強調した。
一方、ゼレンスキー大統領は、米国と欧州連合の共同の努力がドンバスでの戦闘を止める力になると表明した。
ウクライナ政権は2014年、ドネツク、ルガンスクの両人民共和国に対して全面的な軍事作戦を展開。ミンスクでのコンタクトグループの会談で採択された文書に関わらず、ウクライナ東部の戦闘行動は今も続いている。国連の情報によれば、戦闘行動による犠牲者は約1万3千人にのぼる。
関連ニュース