英王子 母の軌跡たどり地雷原歩く【写真】

アフリカを訪問中のヘンリー英王子は27日、今も多くの地雷が残るアンゴラを訪れ、地雷が除去された場所を自分の足で歩いた。同国の窮状に光を当てるため、かつて地雷原を歩いた自身の母、故ダイアナ元妃の姿にならった。AFP通信が報じた。
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ヘンリー王子は、フェースシールドを手に、青い防弾ベストを着用。1997年にダイアナ元妃が、中部の都市ウアンボ郊外の地雷原跡地を歩いて注目を集めた際とほぼ同じ姿だった。

​ダイアナ元妃は、27年間に及んだアンゴラ内戦で埋設された100万個以上の地雷の問題の啓発活動に取り組んでいた。アンゴラを訪れた数か月後、ダイアナ元妃はパリの交通事故で他界した。この時、ヘンリー王子は12歳だった。

英国の慈善団体ヘイロー・トラストによると、アンゴラでは内戦が始まった1975年から2015年までの間に、1600人以上が地雷により負傷した。

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