京都でロシアフェスタ:ピローグを食べて、伝統のショールで作った衣装を買う

9月29日の朝10時から夕方6時まで、ほぼ一日中、京都の河原町広場でロシアフェスタが開催される。たまたま通りかかった人も含め、誰でも訪れることができ、ロシアの歌、ダンス、ショール、ピローグが溢れる本物のフェスタを楽しむことができる。
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マトリョーシカ、チェブラーシカ、ピロシキ... あなたはどんなロシアをご存知ですか?
フェスタの主催者はロシアカルチャーセンター。飽くことなきセンター長のヴィクトリア・トルストワさんは、フェスタのメインイベントについて次のように語った。「日本在住ロシア人女性の舞踊アンサンブル『カチューシャ』が出演します。舞踊アンサンブルのメンバーにはベリーダンスを学びに来て、その途中でロシアのダンスやワルツなどに惹かれた日本人女性もいます。彼女たちもフェスタに参加します。音楽は大阪在住のロシア人の女の子がドンブラの素晴らしい生演奏を行います。彼女はカルムィキア共和国出身で、名前はアイサといいます。パヴロフスキー・ポサドのショールで洋服をつくるロシア人女性が九州から駆けつけ、ファッションショーも行います。神戸の前田オリガさんはマトリョーシカの絵付け体験を開催します。彼女は素晴らしい名人で、マトリョーシカの絵付けは特に子どもたちに大人気です。もちろん、ピローグとボルシチのないフェスタなんてあり得ないでしょう?ロシア料理は必ず振る舞います!」

ロシアと日本は地理的には近いが、一般の人々の両国に関する知識は今でも表面的なものにとどまっており、時として、ステレオタイプに凝り固まっている。とはいえ、オレグ・リャボフ在大阪ロシア総領事によると、最近、関西圏ではロシアに対する関心の高まりが見られるという。日本で行われるロシアフェスタが何をもたらすのかというスプートニクの質問に対し、ヴィクトリア・トルストワさんは次のように答えた。「今回でロシアフェスアは4回目になります。今回からは、オータムフェスタとマースレニッツァのスプリングフェスタを開催しています。来場者も増えており、そうした人たちはよりオープンになって心から関心を示してくれています。私はロシア人と日本人にもっと仲良くなってもらいたいと思っています。フェスタは外国人に私たちの祖国の文化に対して関心を抱いてもらう良い機会です・・・」

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