グレタ・トゥーンベリさんを、ロシア議会下院の演説に招待

ロシア下院(国家会議)の議員で、天然資源・財産・土地関係委員会の第一副議長を務めるワシーリー・ウラソフ氏は、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさんをロシア議会下院の演説に招待した。
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ウラソフ氏は、これに関する書簡を在ロシア・スウェーデン大使館に渡した。ウラソフ氏は書簡の中で、自分がロシア最年少議員であることを強調し、地球を救うために戦っているトゥーンベリさんの意志力とエネルギーを称賛した。

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またウラソフ氏は、ロシアの若者は地球規模の環境問題を心配しているが、大人の政治家は「死活にかかわるほど重要な問題」について常に妥協点を見出せるわけではないと指摘した。

通信社スプートニクが入手した書簡のコピーには「私たちは若い世代の代表として我々の未来にかかわることについて黙るべきではなく、私たちを絶滅の運命に陥れることを許しません」と述べられている。

グレタ・トゥーンベリさん

2018年8月にトゥーンベリさんが始めた自然環境汚染へのたった1人での抗議行動は、国際的な活動に発展し、世界中のたくさんの若者たちと一体となった。トゥーンベリさん自身は、ダボスでの世界経済フォーラムや欧州議会の会議に出席、ローマ法皇とも面会をしている。先週は国連で演説し、世界の指導者らに対し、嘘を言ったり「子ども時代を奪った」として非難した。トゥーンベリさんは最近、ノーベル平和賞にノミネートされた。

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