プーチン大統領、環境活動家グレタ・トゥーンベリさんへの賞賛に共感せず

ロシアのプーチン大統領は、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16歳)の国連スピーチに関し、多くの人の賞賛に共感できず、誰かの利益のために青少年を利用することを非難する、と語った。
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グレタ・トゥーンベリさんによる先週の国連スピーチは世間の大きな反響を呼んだ。トゥーンベリさんは気候サミットに集まった各国首脳らを、空っぽの言葉で彼女から夢や子ども時代を奪った、と非難。また首脳らに対し、環境汚染対策を十分やっているなどと言わないほうがいい、と訴えた。

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プーチン大統領は「ロシアエネルギーウィーク」フォーラムの総会において、「もしかしたら皆さんを失望させるかもしれないが、私はグレタ・トゥーンベリさんのスピーチへの賞賛に共感できない」と語った。

プーチン大統領によると、青少年が「環境問題を含めた、今日(こんにち)の深刻な問題に注意を傾ける」こと自体は正しい、という。

「しかし子どもや10代の若者を自身の利益のために利用するのは、非難に値する」とプーチン大統領は強調した。

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