神戸市の市立東須磨小学校では、30代の男性教諭3人と40代の女性教諭1人の合わせて4人が、20代の同僚の男性教諭に対し激辛のカレーを無理やり食べさせるなど悪質ないじめを繰り返していた。
この問題で、9日に記者会見した仁王美貴校長は謝罪したうえで、加害者の女性教諭が児童の前で男性教諭の悪口を言い、「反抗しまくって学級をつぶしたれ」などと暴言を放っていたことを明らかにした。
さらに、女性教諭が児童に対し「あなたが嫌い」などと暴言を吐いたり、児童が座っていた椅子を突然ひいて床に倒したりしたという訴えを保護者が学校に寄せていたことも公表した。こうした問題教諭の行動について学校側は教育委員会に報告していなかった。
教育委員会は、学内でのハラスメントに対する意識の低さが問題の深刻化につながったとみて調べを進めている。
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