トヨタ自動車会社はプレスリリースで、e-Palette東京2020仕様の開発にあたり技術者たちはオリンピックとパラリンピックの選手たちから話しを聞き、車両の様々な仕様に選手たちの意見を反映させたと発表した。開発責任者は「e-Palette(東京2020仕様)は、“Move” for All(すべての人に移動と感動を)をコンセプトに、あらゆる人に『移動』(“Move”)の自由を提供でき、移動を通じて心までも動かし『感動』(“Move”)を生むモビリティを目指した」と述べている。
e-Palette東京2020仕様は、最大で20名(オペレーターを含む)の乗客を運ぶことができる。車椅子4名が乗車した場合にも7名が乗ることが可能だという。
e-Palette東京2020仕様には、カメラなどの機器からデータを受信することで経路を構築する自動運転システムが搭載されている。この自動運転シャトルバスは、特定の領域内で人間の介入なしに走行することができる。最高速度は時速19キロ。また、e-Palette東京2020仕様は歩行者と「コミュニケーション」もできるという。e-Palette東京2020仕様が歩行者を優先する時には、その前方と後方に取り付けられた眼のような形をした光センサーが光るという。また充電中も光るとのこと。
先に、トヨタ自動車を含む多くの日本企業が自動運転技術開発に10億ドルを出資すると報じられた。
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