エルドアン大統領 ドイツ外相を侮辱

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領がドイツのハイコ・マース外相を素人芸で職業不適格だと非難、侮辱した。ドイツの「ビルト」紙が報じた。
この記事をSputnikで読む

報道によると、エルドアン大統領は、ドイツがシリアでの軍事作戦を理由にトルコ政府への武器輸出を制限する計画を発表した後、同国のマース外相を激しく批判した。エルドアン大統領はマース外相を「素人芸」と呼んだ。

米高官がトルコ訪問へ シリア攻撃の即時停止呼び掛け
エルドアン大統領は、「もし政治がなんたるかを知っていたなら、あなたはこんなことを言わなかったろう」と述べた。

また、同大統領はドイツの武器輸出計画について冷笑した。

エルドアン大統領は、「バランス感覚のない人間であるドイツ外相がやって来て、我われはトルコに武器を販売しないと言う。ここが限界だ」と表明した。

同大統領はさらに、このことで負けたのはトルコではなく、マース外相とドイツだと述べた。


エルドアン大統領は10月9日、クルド労働者党とテロ組織「ダーイシュ(IS、イスラム国)の戦闘員に対する軍事作戦「平和の泉」の開始を発表した。その日にシリア国境付近の都市に空爆が行われ、その後、地上部隊が進行した。トルコの最新情報では、作戦の過程で673人の戦闘員が制圧された。

コメント