トランプ大統領が米エネルギー長官の後任を発表

トランプ米大統領は18日、年内に退任することとなったエネルギー省のペリー長官後任として、ダン・ブルイエット副長官を指名する意向だとツイッターで表明した。ペリー長官の退任はトランプ政権を揺るがすウクライナ疑惑に関連があるとみられている。産経新聞が報じた。
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トランプ大統領はツイッターの中で「彼が素晴らしい仕事をするのは間違いない」と強調した。

​ブルイエット副長官は米自動車大手フォード・モーター副社長などを歴任。政権の方針に沿ってエネルギー関連の規制を緩め、原油や天然ガスの生産拡大を図るとみられる。

ペリー長官をめぐっては、民主党が多数派を占める米下院委員会が10日、ウクライナ疑惑を巡る弾劾調査で、ペリー氏に文書提出を命じる召喚状を出すなど疑惑への関与が取り沙汰されていた。


トランプ大統領は7月に実施したゼレンスキー大統領との電話会談で、バイデン前副大統領とその息子に関係した調査の実施をウクライナが拒否した場合、同国に対する4億ドル規模の軍事支援を停止するとほのめかしを行ったとの疑惑がもたれている。

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こうした疑惑を受けてホワイトハウスは25日、トランプ大統領とゼレンスキー大統領の電話会談記録を公表した。公開された記録によると、トランプ大統領はバイデン氏とその息子に関係した調査の関連で、バー米司法長官と自身の顧問弁護士が連絡を取ると発言していた。

バイデン前副大統領はオバマ政権での副大統領時代、欧州諸国と共に、汚職問題への対策が甘いとして、ウクライナ検事総長の解任を同国に働きかけていた。

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