香港当局　大規模抗議行動の発端となった逃亡犯引渡しの法案を正式に撤回　

23:23, 23 １０月 2019

香港政府は、規定条件のもとで中国へ逃亡犯を引き渡す法案を撤回した。法案の撤回は、香港で夏から続いている抗議行動の参加者らによる主要な要望の1つ。

李家超（ジョン・リー・カチュウ）保安相は、「正式に法案の撤回を表明する」と発表した。

2019年10月10日, 22:42

当初、抗議行動は同法案に対するものだったが、その後、デモはより広い民主的改革を求めるようになった。

以前、香港当局は、中国への逃亡犯引渡し法案の撤回を用意していると何度も表明したが、しかし、これまで法案は議会で正式に撤回されていなかった。

米中貿易摩擦や抗議行動の影響を受け、香港の日系企業のほとんどが業績を悪化させていることがすでに知られている。