ニューヨークでフォアグラの販売が禁止に

ニューヨーク市議会はフォアグラの販売を2022年から禁止した。「ニューヨーク・タイムズ」紙が報じた。違反した場合には罰金2千ドル(約22万円)となる。
この記事をSputnikで読む

議会の決定はビル・デブラシオ市長の法案への調印によって効力が生じる。

学者が人肉を食べることを提案 気候変動対策として
ニューヨーク・タイムズ紙の報道によれば、この決定は過食によるガチョウと鴨の肝臓から用意されるフォアグラに限られる。肝臓を肥大させるため、鳥たちには管を通じて強制的に餌が与えられており、動物保護者らはこうした行為は残酷なものと強調する。

動物保護活動を行う人々は長年ニューヨークでの珍味の販売禁止を求めており、そのための集会や示威行動を行ってきた。ニューヨーク・タイムズ紙では、フォアグラの販売または生産はインドやイスラエル、英国といった国々で制限されていると指摘する。カリフォルニア州では2012年からフォアグラの販売が禁止されている。

コメント