ロシア トルコへのS400納入を納期前に完了

ロシア国営兵器輸出企業「ロスオボロンエクスポルト」のアレクサンドル・ミヘエフ社長は、ロシアの地対空ミサイルシステムS400「トリウムフ」の全部品のトルコへの納入を納期前に完了したと発表した。
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先に、トルコのフルシ・アカル国防相は、S400を来春までに同国で配備する準備を進めていると述べた。

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ミヘエフ社長は以下のように述べた。

「2019年、わが社は競合他社からの強い圧力の下でさえも効率的に事業を運営できるダイナミックで柔軟な信頼のおけるパートナーとしてのイメージを強化し続けた。我々は金融商品を上手く導入しており、それはパートナーとの協力を不利な外部要因に左右されないものにしている。これは成果をもたらしいている。制裁措置にも関わらず、我々はS400の全部品を予定より早くトルコに納入したことに加え、インドでは自動小銃『カラシニコフ』を製造する世界初の合弁会社を設立、開業した。」

トルコと米国の関係を危機に陥れた最新の地対空ミサイルシステムS400の納入は、7月中旬に始まった。ロスオボロンエクスポルト社は、NATO加盟国であるトルコへのS400納入契約を2017年4月にモスクワで締結した。これは、NATO加盟国とロシアの最も大きな輸出契約となった。ロシアはトルコに約25億ドル相当のS400を納入する契約を結んだ。

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