米国、大幅増の防衛費分担金を韓国に要求

米国は去る5日、ソウルで行われた米韓防衛費分担金特別協定の交渉で、韓国側に47億ドルを要求した。外国に配備されている米軍の駐留費用などが在韓米軍の駐留費に加えられた。朝鮮日報が報じた。
この記事をSputnikで読む

朝鮮日報によると、米国務省のジェームズ・ディハート防衛費分担交渉代表は韓国代表者らとの会談で、この金額を朝鮮半島の防衛に米国が費やす総額の一部にすぎないとして提示したという。

ディハート氏はまた、トランプ米大統領は韓国の安全を保障する米国の努力に対して韓国はより貢献すべきだと考えていると強調したという。

朝鮮日報によると、これに対して韓国政府は、防衛費は国会の批准を受ける必要があり、国会の管理下にあるとの立場を堅持している。 

米国が提示した47億ドルは現行の分担金の5倍を超えているほか、米国は大幅な引き上げについて細かな根拠を示さなかったという。

関連ニュース

日米安保破棄に関するトランプ氏の突飛な発言:その裏にあるものとは?

イラク大統領、同盟国としての米国の信頼性に懐疑的な見方を示す

コメント