1日に30分の運動がうつ病を予防する=研究

米マサチューセッツ総合病院の医師らは、身体活動を高めることでうつ病の発症リスクを大幅に低下させることができることを明らかにした。遺伝的にうつ病にかかりやすい人の場合も同様の効果があるという。
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学術誌サイエンス・デイリーによると、マサチューセッツ総合病院の医師チームは、約8000人の遺伝データと診療記録に基づき、少なくとも週に数日運動する人はうつ病の発症率が低いことを証明した。

健康的なライフスタイル愛好家が陥りやすいミス
医師らは、約8000人の過去2年間の医療データを分析し、それぞれの遺伝的リスクの指標を算出した。そして情報をまとめた結果、より活発なライフスタイルを送り、より頻繁にスポーツをしている人のうつ病のリスク指標は大幅に低いことがわかった。また頻繁な運動は、うつ病になりやすい遺伝的素因を持つ人たちをも「保護した」という。

医師らは、週に4時間の運動をすることで、うつ病の発症リスクが17%低下するとの結論に達した。


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