フィギュア特集

「サーシカなら俺らを負かしちゃうよ」 男子枠で出たいトルソワ発言にロシア男子らがコメント

フィギュア・グランプリシリーズ第5戦ロシア大会の男子ショートプログラムが終了。1位から3位までのすべてをロシア勢が占めた。1位にはアレクサンドル・サマリン選手(92.81点)、2位はドミトリー・アリエフ(90.64点)、3位はマカール・イグナトフ(87.54点)が入った。
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ロシア人選手らは3人ともが そろってSPの表彰台に上ったにも かかわらず、演技の印象や、 明日のフリープログラムの行方についての言及を避け、 ファンらの応援に謝意を表すにとどまった。

サマリン選手はミスについてのコメントは控えている。 

ただし、 先日、アレクサンドラ・トルソワ選手(愛称、 サーシャ)が「男子は4回転ジャンプが許可されているから、 男子枠で出場したい」 と発言したことへのコメントを求められると、 選手らの反応は違った。

宮原知子選手は、ロシアのフィギュアスケート選手?
アリエフ選手は「もちろんこれはISUに訊ねるべき話だけど、 実際可能になったらおもしろいだろうな。サーシカ(「 小さな可愛いサーシャ」の意)なら『俺たちを負かしちゃう』 にちがいないよ」とジョークを飛ばした。

「いや、まじめな話、僕らはサーシャと同レベルだよ」 アリエフは真顔で付け加えている。

サマリン選手も「あの4回転 には唸るよ。 どうなってるのか想像もできない。宇宙レベルだ」 と驚嘆を見せた。

ではトルソワとの競合については、「今のところは、 実現しないことを願うね」と、3人は笑いながら答えた。

とはいえ、男子SPに入賞のサマリン、アリエフ、 イグナトフのロシア男子3人組 は闘いを恐れてはいない。「 受けて立とうじゃないか」と意気揚々だ。

ロステレコム杯

11月15日から17日にかけてモスクワでフィギュアスケートGPシリーズ2019・ロシア大会-ロステレコム杯が開催される。 

フィギュアスケート女子シングルでは、これまでの結果からGPファイナルへの出場はロシアのアンナ・シェルバコワ選手の出場が決定している。残り5つの出場枠を6人の選手が競い、そのうちロシアのアレクサンドラ・トゥルソワ選手と日本の宮原知子選手、米国のマライア・ベル選手がモスクワ大会に出場する。しかもすでに勝利を1つ得ているトゥルソワ選手は上位3位に入ればファイナル出場が確実となる。

また、今大会には日本の宇野昌磨選手とロシアのアレクサンドル・サマリン選手も出場。サマリン選手はフランス大会で銀メダルを獲得、金メダルは米国のネイサン・チェン選手だった。

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フィギュアスケート2019-2020シーズンGPシリーズの予定、GPシリーズに出場する最も人気のあるフィギュアスケート選手のリスト等はスプートニクの特設ページをご覧ください。

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