中国初の国産空母、科学調査実験と訓練のため南シナ海へ向かう

中国海軍の報道官は、同国2隻目の空母で、初の国産空母が17日に台湾海峡を通過したと発表した。
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報道官は「中国の2隻目の空母が17日、台湾海峡を順調に通過し、科学調査実験と訓練を行うため、南シナ海の海域に向かった」と述べた。

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報道官はまた、これは予定されていたものであり、何らかの特定の標的に向かっているわけではなく、地域情勢とも関係ないと強調した。

中国2隻目の空母で、同国初の国産空母「001A型」は、2013年に建造が始まり、2017年4月に進水した。全長は315メートル、幅は75メートル、排水量は7万トン、最大速度は31ノット。中国のマスコミによると、J-15艦上戦闘機36機を搭載できる。最初の試験航行は、今年5月13日~18日に行われた。

中国初の空母「遼寧」は、ウクライナから1998年に購入したソ連の未完成の巡洋艦「ヴァリャーグ」を基に改修された。改修作業は中国の大連にある造船所で2005年に始まり、2011年に初の試験航海が行われ、2012年9月に就航、2012年年11月には、空母へのJ-15戦闘機の着陸試験が成功したと発表された。

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