フィギュアスケートのGPシリーズ第6戦NHK杯でペアのショートプログラムが行われた。1位は中国の隋文静&韓聰組(81.27点)で、2位以下に大きな差をつけた。2位はカナダのカーステン・ムーア=タワーズ&マイケル・マリナロ(71.21点)、3位はロシアのアナスタシヤ・ミーシナ&アレクサンドル・ガリャモフ組(69.00点)。
隋文静&韓聰組は競技後、通信社スプートニクの記者に、過去に行ったことのある4回転スロージャンプを再び行う可能性などについて次のように語った- 「今、私たちは、自分たちにとって快適なプログラムを演技し、さまざまなスタイルを披露することをよしとしています。今後、私たちがもっと強くなったら、この複雑な要素を再び加えることを試してみます。」
2015/2016シーズンの四大陸フィギュアスケート選手権の開幕前、隋選手は練習中に4回転スロージャンプで転倒し、頭部を氷に打ちつけた。これにより片目を失明、背中にもけがを負い、回復期間中は一時的に車椅子を使用していた。
GPシリーズ2019
今シーズンはラスベガス(米国、10月18日〜20日)、ケロウナ(カナダ、10月25日〜27日)、グルノーブル(フランス、11月1日〜3日)、重慶(中国、11月8〜10日)、モスクワ(ロシア、11月15〜17日)、札幌(日本、11月23日~25日)で開催され、男女シングル、ペア、アイスダンスの成績上位6名(組)が、トリノ(イタリア、12月5日~8日)で開催されるGPファイナルに出場する。
優勝賞金は1万8000ドル。なお2人組で行うペアとアイスダンスは1組で同額。2位は1万3000ドル、3位は9000ドル、4位は3000ドル、5位は2000ドル。